ゆるキャラ - ふたたび新米日記

本日は、待ちに待ったテレビ東京『TVチャンピオン』の『ゆるキャラ選手権』。1ヵ月に渡って予選大会が放送されていて、その時からワクワクしておりました。もう笑いが止まりません。

ゆるキャラとは
全国の名産や村おこしの為に創られたキャラクターのことで、コンセプトもデザインも全てがゆるく、見るものを脱力させる。みうらじゅんの造語。基本的に、着ぐるみとして存在しなければならない。

全国161キャラが参戦、本戦に出場できるのはわずか30キャラとあって、しぼり込みが大変だったと思います。どれもこれも「これはゆるい」というキャラクターばかり。全員を出してあげたい。

以前、ユミとねぶたを見に行った際、青森駅近くにある『アスパム』というピラミッド型の観光物産館を訪れた事があるのですが、その時見かけたアスパムのマスコットキャラクター以来、ゆるキャラの魅力に取り憑かれてしまった私です。その時はキャラクターの正式名称を知らず「あおもり君」と勝手に呼んでいましたが、のちに調べたら「パムパムくん」だった事が判明。しかし、今回はそのパムパムくんは参戦していなかった模様。残念。
　パムパムくん

ラウンド1では、100人中70人の支持を得ないと失格（失格すると網で捕獲される）という過酷なもの。ここでかなりの選手が振るい落とされ、17キャラが残りました。ラウンド2では50メートル走、次は○×クイズのようなもの、最後は相撲と、その“キャラ”というよりも“中に入っている人”重視の戦いでした。
素晴らしかった。勿論、DVD録画いたしました。飛ばないよう、直ぐDVD-Rに焼きたいと思います。録り終わった直後から再度見たくなり、再生した程、私のツボにハマりました。今日は皆さんに、その中でも特に私が気に入った『ゆるキャラ』をご紹介します。

まずは激戦区、中国ブロック。
ゆるキャラ発祥の地、鳥取県。ゆるキャラ界のカリスマでお馴染み、鳥取県庁所属、トリピー。梨と鳥と水兵のコラボレーション。重鎮と言われております。
広島市代表、ブンカッキー。ブルー部分が“ひろしま”の“ひ”を表し、体は牡蠣、頭にはもみじ饅頭と、広島名物盛り沢山。
同じく広島市・JA全農ひろしま所属、稲の妖精、い〜ねくん。私の中では優勝です。稲の妖精ってどんなでしょうか。タコのようないでたち。彼は、ラウンド1で93点という最高得点を弾き出していました。例え数ミリ（網の厚み）でも、い〜ねくんにとっては“段差”であり、歩行困難となります。そして対戦の合間々々に、たまに元気がなくなる（空気で膨らましているのか、中の人が休憩に入ると萎む）い〜ねくん。そんなところにも大変惹かれました。
広島・尾道市代表、わたるくん。本州四国連絡橋のシンボルキャラクターで、頭のてっぺんに車があしらわれている以外、黄色いだけという素晴らしさ。ロマンティストな5歳。ラウンド1で『タイムボカン』のびっくりどっきりメカのように子供を生んでいました。“わたる君”だと言っているのに子供を。
　　トリピー　ブンカッキー
　　い〜ねくん　わたるくん

九州ブロック。北九州市・門司区役所所属、じーも。海賊の末裔で、パイレーツファッションに身を包んでいます。膝部分が伸びる機能を持っていて、ステージでは長くなっていました。
　じーも

四国ブロック。香川県・選挙管理委員会所属、いっぴょう君。これもかなり好きですね。PR用紙の『意気込み』欄に「友達を見つけたい」と書いてきていたようですが、果たして。
　いっぴょう君

次は近畿・北陸ブロック。
福井・高浜町観光協会所属、赤ふん坊や。福井の海水浴客減少を抑える為に考えられたキャラクター。彼もすごい。準優勝ですね。頭は仏像のよう。観光協会会長の山本さんは応援に駆けつけ「胸に熱いものがこみ上げてくる」と言っていました。
和歌山県・有田市代表、太刀魚のタチレンジャー。頭部に太刀魚を巻き付けているという斬新なデザイン。普段はきちんと5人組（紀州レンジャー）のようです。
　　赤ふん坊や　タチレンジャー