サスマタ

主人が刺されそうになりました。
驚いて声も出ない、とはまさにこの事です。


会社での出来事です。
受付から「『雑誌に掲載されていた内容に抗議したい』とおっしゃるお客様がお見えです」と編集部に電話が入り「『責任者を呼べ』と騒いでいらっしゃる」と少し困った様子だった為、主人が降りていく事になったそうで。
今までにもそういった事は何回かあり、先方の話を伺い、誠意をもって対応すれば、納得して帰られるケースが殆どだったといいます。
今回も、まずは話を聞こうと穏やかに対応をしていたら、いきなりバッグから包丁を出され、突き付けられたというのです。
咄嗟にテーブルにあった灰皿を持って応戦したらしいのですが、それはそれは恐かったと言います。当たり前です。
初めに、降りて行って挨拶をした際「ちょっと目つきが変だな」と思ったそうなのですが、まさか刃物を持っていたとは。
警備員が飛んできて、犯人が一瞬怯んだ隙に取り押さえ(警備員ではなく主人が)、状況を説明しに警察へ同行したそうで、後から電話で「そんなわけで今戻ってきたんだよ」と報告を受けた時は、ヘナヘナと腰が抜けました。今もまだ若干、手が震えています。どっと疲れが出ました。ギブです。


世の中、本当に“気をつけようがない事”が多過ぎます。まさか自分達の身に降り掛かるとは。皆さんも十分ご注意下さい。