株式会社ありがとう


ちりとてちん』終わってしまいました。いやー、私は好きでしたね。非常に面白かった。


ところで、皆さんは『株式会社ありがとう』という会社をご存知でしょうか。穀物に刻印する技術を開発したことで話題となっている企業で、マスコミにもよく取り上げられています。
ホームページを見ると「祝い事、祭事に欠かせないお赤飯や大豆。当社では小豆一粒一粒に、気持ちを込めたメッセージを刻印する技術を開発しました。また培った技術を活かしあらゆる食材に印字した商品の企画・発売を行っております」と、ありました。ほー、面白いではないか。
「こんな風にして使われています」という商品サンプルのページには、実際にオーダーがあったという落花生の写真がズラッと並んでおりまして。「ご利用者:スナックオーナー、刻印文字:店舗ロゴ」といったものから「ご利用者:広告代理店、刻印文字:キャラクターロゴ」と幅広く、中には「ご利用者:彼氏、刻印文字:Happy Birthday! 遅くなってごめん!」と印字された落花生まで(サンプルページはコチラから)。
極めつけは名刺。


このシリーズ、『マメッセージ』という商品名らしい。他にも『きっと痩せ種(たね)』といって、古代米一粒一粒に『-7kg』と刻印されたもの等、多種。どうやって刻印するんだろう。社会科見学に行きたい。




今日はハウスメーカーの研究所に行って、それぞれのサンプルを見てきたのですが。それよりも、地震シュミレーターで阪神淡路大震災と同じ揺れを体験したことが一番印象に残った。5秒前からカウントされて「これから揺れる」とわかっていても怖い。安全の為、イスに座ってシートベルトをするのだが、それでも肘掛けに腕を置くことすらままならない。これで立っていたら、どうなるのか。
また、阪神淡路大震災や、記憶に新しい能登半島地震新潟県中越沖地震のことは覚えているのに、その間に起こった各被災地を「あ、そうだった」と思い、ハッとした。2000年の鳥取、2003年の北海道、2005年の福岡。地震以外の災害すべてに言えることだけど。忘れてはいけない。