アンパンさんと、あひるのあし

1979年初版の『あんぱんまん』を読みました。
ケンショーは今までアンパンマンにそこまで興味がなく、『ひつじのショーン』や『トムとジェリー』『ピンクパンサー』のようなアニメを好んで見ていました。いましたと言うより、未だにそうなのですが。よって私も、キャラクター情報に乏しくスタメンを覚えるのがやっと。アニメ化された現在のアンパンマンの絵しか見た事がありませんでした。


数日前、銀行に行く用事があり、待っている間、自由に閲覧できる絵本をケンショーが選んできました。


キャラクターには何でも原作があるもので、私が違和感を覚えているキュリアス・ジョージも同じこと。今回は逆パターン、有名になったアンパンマンしか知らなかったものですから、なんか笑える。
ドラえもん程ではないけれど、かなりなおつむのボリューム・アニメ版アンパンマンは、その絵本ではすらっと6頭身(表紙の絵は、新しい顔差し替え後のふくよかなアンパンマン)。手足も大きくてリーチが長く、人助けもフル回転でモテ要素満載。これはもはや、アンパンマンではなくてアンパンさん。ううん、アンさま。アニメでは、いくらお腹がすいた人がいても顔の1割を失う程度ですが、絵本では太っ腹で制限なく、ジャムおじさんパン工場に戻る頃には顔が全くなかったり(首から下だけで飛んでいる)、絵的に子供だいじょうぶ?な、勇気からマが取れた=男気あるアンパンマン


何だか「へー!」と楽しくなり、家に帰って自分が小さい頃に気に入っていた絵本をケンショーと読みました。
私達の時代は『ひとまねこざる』も右開きだったんですよ。ふるーい。


特に好きだったのは『ぼくのあしがあひるのあしだったら』。写真=左前。