落ち着かないとです

私の母は最近、携帯電話のメール機能を覚えました。
「こんにちわおげんきですかまいにちあついですね」とオールひらがな、かつ句読点なし、&さっき電話で話したのにわざわざメールしてくる内容でもないでしょ、って感じなのですが、当初から比べると大変な進歩です。
パソコンの操作はまだまだ無理ですが『はてな』は携帯電話からも見れるので試しにブログのURLを教えてみました。
母からイタズラ電話がかかってくるようになりました。
受信メールを開け、表示されているURLまでカーソルを持っていかず、送信元名(私)が選択されている時に決定ボタンを押しているようで、その動作を行う度に私の携帯電話が鳴っています。
「ちょっと!?もしもし!?」と大声で言っても母には届かず、少し経っては切れ、またしばらくすると電話が鳴ります。
これを読んだら、その行為やめてください。


たまみちゃん

母の名前が“たまみ”なわけではありません。
楳図かずお先生の漫画『赤ん坊少女たまみちゃん』のことです。
以前友達と懐かしい漫画話で盛り上がった事がありました。それをふと思い出し、また読みたいなーと考えています。
ご存知の方も多いと思いますが、この漫画はホラーなのに爆笑せずにはいられない作品です。


たまみは、いくつになっても容姿が赤ん坊のままの女の子。
小さいだけで、赤ちゃんのようにかわいくはありません。

産院である赤ちゃんが取り違えられてしまいます。彼女の名は葉子。本当は南条家の娘だったのですが、孤児院で生活をする事に。
葉子の父は、間違って南条家にきたタマミがおかしい事に気づき、タマミを施設に入れ、葉子の行方を探していました。その甲斐あって葉子は南条家に戻って来る事が出来ました。
しかし、タマミは施設に預けられていなかったのです。母親の夕子が施設に入れたと偽り、タマミを屋根裏で育てていたのです。
タマミは葉子に嫉妬し、復讐を始めます。


ここだけ聞いていると普通に“ホラー”ですが・・・、
そんな醜いタマミが美しい葉子の彼を奪おうとするのです。
ハンサムな彼をタマミは化粧をして誘惑します。
えええええ!!!!!笑


興味がある方は是非、コミックでお楽しみください。
初版単行本のタイトルは『のろいの館』となっています。
現在は『赤んぼう少女』として発売。

赤んぼう少女―楳図かずお作品集 (角川ホラー文庫)

赤んぼう少女―楳図かずお作品集 (角川ホラー文庫)