親友・子供・犬・泥・サスペンス

この3日間、親友ヨーコ宅に静養に行って来ました。
彼女は今、山で暮らしています。


新幹線から在来線に乗り換えて、生まれて初めて、ボタン押してドアを開ける電車に乗りました。アナウンスを一言も聞き逃したくないのに、おばちゃん達が大きな声で話していて何も聞こえない。とても不安な気持ちに。楽しみにしてきた窓からの景色を堪能する余裕もなく。
何とか到着。駅(無人)にはヨーコと彼女の息子がお出迎え。二人を見てやっと安心。5ヶ月ぶりの再会。嬉しい事に2歳半の息子ちゃんは、ちゃんと私を覚えていてくれました。すぐミニカーを渡して作戦成功。つかみはOK。車中ずっと私をニコニコ見つめ、私の名前も連呼。


そこから車で山を登って彼女宅に着きました。大草原のおうち。まさに“ローラ”ですよ。
彼女は犬を2匹飼ってるのですが、彼らにもちゃんとお土産を持ってきました。少しでも印象を良くしようとササミジャーキーをあげまくり。お陰で到着して3分で泥だらけに。ありがとうワンコ達。


ダンナさんとは1年半ぶりになるのか? とにかく久々にお会いしました。歓迎してくださり、そのままお土産タイムに突入。ダンナさんにはお酒と甘い物。両方、目がないそうで。数日前にも書きましたが、あいにく私は甘い物のセンスが全くありません。気に入っていただけるかとても心配。
ヨーコへのお土産はサスペンスドラマを録画したDVDと、DVD鑑賞のお供、豆源の梅落花セット。一緒に見ようと私も禁サスして数週間。
息子ちゃんには、おもちゃを贈呈。その名も『エキサイト・パトロール』。彼自身もエキサイト最高潮に。

ついて早々、喉がカラカラになる程しゃべりまくりました。話しても話しても話題は尽きないのですが、息子ちゃんが「その辺でいいんじゃない?」「今度は僕と遊ぶ番でしょ」と言わんばかりに電池を入れた『エキサイト・パトロール』を始動。サイレン音やクラクション、アクセル音等がけたたましく鳴り、何も聞こえなくなり・・・(-_-)


あっという間に晩ご飯。久しぶりにヨーコの手料理を食べました。彼女は昔から料理が上手でしたが、変わらずおいしい。息子ちゃんはえらい事に、食事前におやつを食べても、ご飯も残さずきちんと食べます。そういう約束。パパに怒られるから、決して食事の途中で立たない。野菜も自分達で育てているからでしょうか、好き嫌いもしません。そしてパパと一緒、最後に一口、好きなものを残しておいてそれで締める。私もついつい、普段よりたくさんいただいてしまいました。おいしかった。ごちそうさま。


その夜はちょっとした事件がありました。わんこ達の食後、彼らを放して2匹だけで散歩に行かせたのですが、1時間経っても帰ってこず、私達の食事中、遠くで「キャイーン」という悲しい?痛がる?鳴き声が。普段なら、どんなに長くても1時間で戻ってくるというのに、一向に帰ってくる兆しがありません。大声で名前を呼んでも、淋しく山に響くだけ。穴にでも落ちてしまったのか。蔦にからまって抜け出せないのか・・・。探したくても、街灯もない山の中では真っ暗で探せないし、明日の朝、探してみようという事になりました。
そう言いながらも、皆んな何か落ち着かない。それから30分程してからだろうか、ずぶ濡れの2匹が帰ってきました。良かった〜(T_T) ケガもしてない様子。
彼らは姉弟もしくは兄妹。とても仲がいいんです。1匹は白×黒(オス)、1匹は白×ベージュ(メス)なのだが、ベージュちゃんの方は、汚れと濡れでグレーになってました。
遠くに行き過ぎてしまうから「もう2匹一緒に放すのはやめよう」という事で落ち着き、体を拭いてゲージの中に入れてあげました。2匹も疲れたのでしょうか、安心したのでしょうか、ウンともスンとも言わず、そっこー眠ってしまいました。


私にも心地よい疲れと共に睡魔が・・・。
1日じゃ書ききれない。続きはまた明日。