新しいターゲット

ケンショーの顔に湿疹ができ、育児書を読むと『生後1ヶ月頃に出る湿疹』とあったので心配ないと思っていたら、首や耳にまで広がってきてしまい、念のため近所の小児科へ行ってみることにしました。


そこはアレルギー科も兼ねていて「これは丁度いい」となったのですが、ホームページを見てみると、院長の顔写真が載っており、これが田中康夫そっくり。なんて素敵なの、徹の次は康夫だなんて、これは行くしかないだろうと、湿疹のことを半ば忘れてクリニックへ出掛けました。
待合室は小児科ムードが漂っており、アンパンマンやミッキーで溢れかえっていました。そういう雰囲気に慣れていない為、かなり戸惑っていると名前を呼ばれたのでホッとしました。


もう少し大きくなったら一緒に「アンパーンチ」なんて言いながら見ることになるのですね。出来るか心配です。
アンパンマンと言えば、以前から不思議だったのですが、あのテーマソング。「愛と勇気だけが友達」って、良く考えると淋しい歌ではないですか。一見ステキに聞こえますが、愛も勇気も人ではありません。


診察室に入ると康夫の背中が。ドキドキします。白衣を着ず、ショッキングピンクのポロシャツ姿の康夫。子供ウケを狙っているのか、子供=ピンク=愛らしい、なのか。安易ではないか?康夫。康夫、早く振り向いて。
康夫はマスクを着けており、ピザじゃないんだからさ的“ハーフ&ハーフ”な康夫しか楽しむことが出来なかったのですが、目だけでも十分“康夫”で、嬉しくなりました。
ケンショーの湿疹は問題なく、康夫は「要はニキビなんですよ」と言っていました。こまめに洗うことだそうです。そう言ってもね康夫、顔洗うのってこわいんだよ、石鹸が目に入ったらどうしようとか。
康夫は大変優しく、私の愚問にも笑顔で(マスクしてるから本当は笑ってるか不明)答えてくれました。ありがとう康夫、関係あるか知らないけど、長野県万歳。3ヶ月検診は絶対ここで受けようと心に誓いました。


そして今日、ミルクを飲ませ終わったら、足りないのか憮然とした顔をされ、生意気な表情だったので写真に撮ろうと髪を梳かしてやっていたらパンチョ伊東のようになってしまい、面白いから早く撮ろうとシャッターを押したら、横峯良郎似に仕上がっていました。これも才能か。誉めてやりたい。
ソノミさんがお子さんに「眠いの?」と聞くと「眠くな〜い(長州小力風)」と指をふる芸を教えていると聞き、うちはどうしようか検討中です。