雪女

この間『まんが日本昔ばなし』に出てきた『座敷童』について触れ(2005/12/08の日記)バチが当たって陣痛がきましたが、その時に“子供心に怖かった話”で『雪女』のストーリーがあった、と書きました。
実家では母にチャンネル権があった為、色々な番組を見る事が出来ず、年末年始は特番目白押しだというのに、何が悲しくて紅白に白組出演した和田アキ子を観なきゃいけないんだと憤りすら感じ、かなり鬱憤が溜まっていたのですが、今日は自宅に帰ってきて初の『まんが日本昔ばなし』だったので楽しみにしていたら、なんとその『雪女』で、これからまた何かバチが当たるんじゃないかとドキドキしています。


『座敷童』同様、何とも言えないタッチの絵で、小学生の時に読んだ『日本の歴史(漫画)』や、アニメ『一休さん』に出てくる端役の登場人物(一休さんや新右衛門さんは目が大きいのに、他の小坊主や村人は違う目をしている)チックな印象を受けました。これは子供には愛しづらい。中途半端にリアルなタッチで、愛嬌を感じない。
 
この絵で「おゆきは、それはそれは美しく」って言われてもね。男の子達が三流アイドルを「かわいい」と誉めているのを聞いて“お前よりは数段かわいいよ”という女に限って「え〜?そうか〜?」と抵抗するように、私も「そうか〜?」って言いたくなります。


極めつけは正体がバレて雪女に戻る時の顔。

今まで「ちょっと上手」な絵だったのに、いきなりどうしたんでしょう。どうして目を黄色で抜くかな。私でも描けそうです。違った意味で、おもらししてしまいます。『京都・ようじや』の“あぶらとり”の絵かと思いました。
こんなだったっけ?と自分の記憶の曖昧さに笑いがこみ上げてきて、2006年初・昔ばなしをエンジョイできました。



そして昨日、まみあからお祝いが届きました。ありがとう。