英語の練習

前回ご紹介した、私が描いたミッキーです。
思い出しながら描いてみました。
子供は確実に泣き、その夜は魘されることでしょう。



ケンショーが「あー」だとか「うー」だとか声を出すようになってきて、母が「そうですかー」「あらー」等と合いの手を入れていたのですが、それを聞いたケンショーは黙ってしまい、その後の会話が続かないので、私はケンショーの言った事をオウム返ししてみようと思い、負けじと「あー」「うー」言ってみました。
するとケンショーも「あー」「うー」言ってきたので「これぞ会話だ」と悦に入っていると、母に「ちゃんと大人の言葉で話してあげないと」と言われました。
でも、まだ意味もわからないわけだし、声を出す事に意義があるわけで、これでいいのではないか?と私の定義を話すと「外人の赤ちゃんだって、毎日英語を聞いていれば自然と英語が話せるようになるんだし、赤ちゃんにだってちゃんと意味ある言葉を話し掛けてあげないとダメよ」と言われました。
なるほど、言われてみればそうだと思い、英語レッスンを始めてみました。ドッグ、キャット、メアリー、トムと無駄に連呼し、はじめての英語に触れさせてみました。が、ケンショーは明後日の方向を見て足を動かすだけで「ワーオ」とは言ってくれません。興味を持つように、陽気に「ドーッグ!キャーット!バイシコー!」と言い直してみましたが、シラーッとした顔をするだけで、何を言うでもありませんでした。
反対に「なんか眠なーい?眠たなーい?」等と松本人志のマネをすると私を見つめているので、英語はあまり好きではないんだな、カエルの子はカエルなのだと悟りました。