ハトヤ


また衝動買いしてしまった・・・。H社のバルパライソ




ケンショーが、浴槽から飛び出しました。


主人が、ケンショーをお風呂に入れてくれると言うので、その間、片付けでもしようと別の部屋にいると「あー!」「ガターン!」「ぎゃー!」と凄まじい音が。
慌てて見に行くと、転んでも、予防接種でも泣かないケンショーが、火がついたように泣いていました。
主人はワナワナし、どうしたのか聞くと、ケンショーがいきなり浴槽から飛び出したと言います。


最近、ソファにも、リビングのテーブルにも登れるようになってしまい、彼の行動は“かなり調子にのっている”そのもので、「そのうち痛い目を見るよ」と言い聞かせていたのですが(わかるわけないけど)、注意をしてもエヘラエヘラと手を振るばかり。どんどんエスカレートしていき、支えていると、それを良い事に窓ガラスにへばりつき、スパイダーマンのごとく上っていく始末でした。獅童に見せてあげたい程。


主人にも話して聞かせてはいましたが、実際には私の半分も現場を見ていなかった為、頭ではわかっていても、俊敏さを理解できていなかったのでしょう。
浴槽の縁につかまって遊んでいたので、微笑ましく見ていたら、そこでもスパイダーマン(足裏を浴槽の側面にかけ、ロッククライミングのような姿勢)を披露し、「これのことか」と思うか否か、足で浴槽を蹴り、イキのいい魚のように跳ね、あっという間にバランスを崩して(乗り出し過ぎて)顔から床へ落ち、でんぐり返しのように一回転し、仰向けに倒れたそうで。
 このように


顔からだったので、頭は打っていないし、すぐ泣いたので、心配はありませんでしたが、暫く経つと左頬にアザができ(安田大サーカスのHIROくんのよう)眉間は赤くコブになり、鼻下も赤く、何とも痛々しい。かわいそうに。
なのに鼻は無傷。低くて良かった。


親自身、慣れてきて油断があったのでしょう。
いつまでも凹んでいる主人に「大怪我をさせる前で良かった、気をつけなさいと神様が言っているのだ、私も気が引き締まった」と元気づけ、ケンショーには、今日は少しだけリンゴジュースをサービスしてあげたのでした。