聖子フェスティバル


法事や口腔外科の予約も無事終わり(抜歯は22日に決定)、ユミが遊びに来てくれる事に。


「結婚しても、子供が生まれても、四半期に一度はこうして飲みたいね」と普段から話しており、今回は良いチャンスと、久しぶりに夜露にあたりに行く事にしました。
夜、出歩かないので(しかも今年はいつまでも暖かかったし)11月の日没後の気温を把握できておらず、何を着て行って良いのかすら、わからなくなっている私です。


昼前に実家に来てもらい、ケンショーのお守りをユミに押し付け、いつもボサボサの髪を巻いたりしてみました。
巻き方もおぼつかず、イライザのようになってしまい、きれいにキメているユミを見て「ちょっと何か違うなー」って、ちょっとどころか、何ひとつ一緒じゃありません。どこまで退化していくのか。


まつ毛も、気合いを入れてマスカラをゴテゴテ塗ったら、コンタクトがゴロゴロしてしまいました。でも「オシャレは痛いものなのよ」と自分に言い聞かせ、いそいそと西麻布へ。


ユミに「どこ行きたい?」と聞いておきながら「ミッチはどうしたいの?」と言われ、「ケンショーがいると(手を出すから)鉄板モノに危なくて行かれない。だから焼肉が無性に食べたい」と、結局、私の希望100%の宴となりました。
「西麻布って焼肉屋さんいっぱいあるよね、どこに行きたい?」って、そこを選ばせてもらっても、ユミは嬉しくないでしょう。いつもすみません。


6:30までは「ほどほどにしよう」と思っていた2人は、6:45にはシャンパンをボトルで注文し、「チャンポンはしないでおこう」と誓っていた2人は、7:30にはマッコリを注文し、「11:00までには余裕で帰れる」と思っていた2人は、8:30頃には今が何時だかわからなくなっており、食べ終わる頃には「観客がいないカラオケなんて不本意だけど、ストリートライブでもやりたいところだけど、仕方ないからボックスに行きましょう」と、タクシーに手をあげて「ジョージの店まで」と言っていた2人です。


歌い歌い、また歌い、傷口を舐め合うように誉め合う2人。
そしてまた「ここの歌本、探しづらい」だの、ドリンクを注文しておいて「よりによって今入ってくるか?(歌い上げていた)」だの、仕舞いには、隣から聞こえてくる歌声に対抗し、「もっと!あなたならできる!もっと!フォルテ!そう!」とレッスンを始める始末。のだめ気分。
通勤途中、隣に偶然並んだ小学生が、抜かされまいと勝手に競ってくるように、隣に負けてたまるかと、聖子を入れまくる2人。隣の人は、聖子なんて全く歌っていません。なぜ。
「声を合わせて、輝くメロディー、一緒に歌いましょう」って一緒に歌っているのは2人だけです。また頼まれてもないのにSAYAKA(私の常役)を登場させてしまいました。


そして今朝起きれば、私はジャケットを着たまま、ユミはコンビニで大量に食べ物を買い込み、のり巻きを食べた残骸の中で目覚めたわけで。
頭痛い、胃が重い、つらい。今日帰らなければいけないのに、電車に乗れない。


次回開催は、また3ヶ月後ね。次は天婦羅よ。
今回もありがとう。
ちっとも懲りてません。