ダイシャとティーシャ



数ヶ月前、ベビーカーのグリップ部分のパーツが取れてしまい、それがないと機能しないわけではないので放っておいたのですが、ホコリが入ったり、雨が入ったり、何かと不便でした。
 この丸いプラスチック部分が取れた


信号待ち等をしていると、つい人差し指を中に入れてしまったり、考え事をしながら押していると、無意識にその周りを親指でグルグルなぞっては「直に金具だなー」と思ったり、穴があいていることに愛着さえ覚えてきていましたが、主人の知り合い夫婦にお子さんが生まれ、お祝いを買いに行くついでに部品を取り寄せてもらうことにしました。


「このパーツだけを取り寄せて欲しい」旨、理由を話すと、すぐメーカーに問い合わせてくれたのですが。メーカーが出した回答は「そちら(ファミリア)で代車を用意してもらい、2〜3週間預からせていただきたい」とのこと。
えー、なんでこれだけ(ボルトのような形をしている直径3センチ程のもの)の為にわざわざ代車を?


「いえ、壊れているわけではないのですが」「はい、私どももそのように先方に伝えたのですが」「パーツだけを取り寄せていただくことは出来ない、ということでしょうか?」「このパーツは大変デリケートで、お取り寄せして郵送する間に割れてしまう可能性があるということで」
えー、そんな繊細なものではないですけど?
しかも、ケンショーはベビーカーでぐっすり寝ており、「これで買い物が捗る」「自分達の物を見る時間が出来るかもしれない」と、夫婦でホクホクしていたところだったのに。ファミリアの人も、何とも申し訳なさそう。


デリケートな物なら、韓国からキムチを買って帰る時のように、グルグル巻きにして鞠のようにして送ってくれればいいんだけど?
「本当はそういう理由じゃないでしょ」感が丸わかりだったので、「もうちょっと良い言い訳はなかったんだろうか」と余計なことを考えてしまい。


この“ボルト的な物”の為に、ケンショーを起こし(お陰様で、この後の買い物、メチャクチャでございました)、数週間後、もう一度ここに取りに来なければいけない。
「そうですか。調べていただいて申し訳ないですが、またの機会にします」と言いたかったのですが、ファミリアの人がとってもいい人で(どうしよう・・・と顔を見合わせている間に、倉庫まで代車を取りにダッシュで行ってしまい、気づくと横で丁寧に、代車の様々なところを拭いていてくれた)言い出せませんでした。




帰ってから「とんだ面倒くさいことになってしまったさ」と母に電話すると。
なんと、あのT社(2006/09/26の日記)が実家のコンセントを壊したと言う(週末前の話)。
この度、母が「何やら変な音がする、壊れる前触れでは?」と恐がり、冷蔵庫を買い直したのだが、新品配送の際、古い冷蔵庫も同時に引き取ってくれることになっており、その冷蔵庫のコンセントを抜く時、横着をしたようで(脚立に乗らず)グイグイ引っ張ったら、コンセントの枠が「パリーン」と欠けたと言う。なにー。
しかも、冷蔵庫は通常「動かして(運搬してきて)30分以上経過してから電源を入れた方が良い」と聞くが、そのT社の人、パリーンの後「あ、すいません」と言い、冷蔵庫をどかし、新しい冷蔵庫を押し込み、「いちにのさーん」って感じで直ぐ電源を入れてしまったというではないか。なんだとー。
案の定、彼が帰ってから新しい冷蔵庫は「ウィンウィン」言い出し、その後開けてみたら(設置から5〜6時間経過)冷蔵室に入れたお茶がカチンカチンに凍っていたと言う。「壊れるかも」とオドオドしていた前の冷蔵庫より、遥かに大きなウィンウィン音だと言う。何の為のオドオドだ。何の為の差し替えだ。きー。
購入した店舗に電話をすると平謝り。とても迅速に対応をしてくれたが、やはりコンセントを直しにくるのはT社。「週末明けに伺わせます」と言われ、今日またそいつ(もう、そいつと言いたい)が来て。
枠が壊れただけなのに、わざわざコンセントの中の配線を引っ張り(配線が切れてないか、一応確認してくれたんだろうが。今さら慎重になられても)出したり入れたり、あーでもないこーでもない。独り言でブツブツ「おかしいなー?」って、おかしいのはアンタだよ。「中の物が腐るぅぅぅ」と母はイライラし、時計をずっと見ていたらしいが、枠を替えるだけで45分も電源を切っていたそうだ。でてこーい。


蘇る、あの怒り。