本当にあった嘆かわしい話


これ、信じられないかもしれませんが、本当にあった話です。


「○○だっつってんだろ」
「おめー、何度も同じこと言わすんじゃねーよ」
「聞いてんのかよ、返事しろよ」


振り返ると、母親が息子(幼稚園児?)に向かって話し掛けている図でした。
親子の会話だとは思わなかったので、しばし呆気にとられていると。


その母親は、知り合いとの立ち話に夢中。子供は怒られたことと、長話が退屈なのか、ふてくされた表情。
飽きてしまってまたイタズラを始めたその子に、母親の連れが「○○くん、危ないからこっちおいで」と言うと「うるせーよ」と返しました。え。ひるむ連れ。そこには触れず「いいから来いよ」と子供を呼ぶ母親。


言われた通り母のもとへやってきた次の瞬間、
「抱けよ!(抱っこして、の意)」と叫ぶ子供。


えー!?
何だか、違う意味に聞こえてしまって、4〜5歳の子が言ったというアンバランスさと、あまりの(言葉遣いの)ひどさに、場所を忘れて大爆笑してしまったんですが、いやいやいやいや、笑い事じゃないです。


子供は親の背中を見て育つ、を目の当たりにした日でした。