サツマイモ掘り

大豊作です。
収穫用ビニール袋をポケットに入れ、長靴だとかえって脱げるので、園児はみんな靴の上にお父さんの古靴下を履いて準備オッケー。初めは、歩くと足を取られる畑や、どう掘っていいのかわからない状況に躊躇っていたケンショーも、土の中からひょっこり顔を出すサツマイモや生き物に興奮、モグラ化していた。
持ちきれないほど穫れた人用に、園が用意してくれた調整箱があり、そこに置いて帰って良いことになっていたのに(後日、園の焼き芋大会で使われる)全部持って帰りたいと言い出した。勘弁してよ。「帰り道、自分で持つんだよ?」と聞いたら力強く「うん」と言ったくせに、なぜか私の左手はスーパーのビニール袋の痕が赤くクッキリ。そんなもんだ。そして、食べきれません。


秋の遠足とは別にお芋掘りがあるので、今日は現地集合、現地解散→しかも午前中。解散後は自由行動、お弁当を持ってきて隣の森林公園で食べて帰ってもよし、下のお子さんを預けている人は早々に引き上げたりと様々。
午前中解散となると、通常の保育時間より短い為、園児たちはエネルギー放出が足りない。家に帰る前にメーターをemptyに近づけないと、後で私達母が持て余すことになる。だったら時間に余裕がある人は残ればいいじゃないか、なのだが、この兼ね合いが難しい。この畑は同じ区内ながらも私達の住まいがある区域とは端と端。電車とバスを乗り継ぎ小一時間かかる所にある為(電車よりバスに乗っている時間の方が長い。もちろんマイカー禁止です)あまり現地でハッスルすると、行きはよいよい帰りはこわい、乗り物の揺れからくる睡魔→お芋と子供は同時に持てない!混ぜるなキケン!ということになる。よって、ホームに戻ってから遊ぶというチョイスも出てくる。
年少組のほとんどは、現地から早々に引き上げるを選択。目の前にある魅惑の公園、それに勝るニンジンをぶら下げて園児をバス停まで誘導しなくてはならない。このニンジンが人によって様々、見ているとおかしくて互いに大笑い、勉強になった。
Tくんのママにお昼を一緒に食べて帰ろうと誘われ、その後、ボーリングをして帰ることに(親は見学)。ケンショー、ボーリング初体験。同い年とは思えないのだが、春からボーリングにハマったというTくん本人が指導してくれていた。ガターにならないようロープが張ってあったり、ボールを乗せる滑り台型の補助があったり、子供仕様のレーンがあった。失敗しようがないので、ケンショーはすっかりボーリングに魅了されていた。
 


ラクル。ストライクを2回も出す。


帰ってきたら「Tくんとおひるたべておいしかったね、ぼーりんぐたのしかったね」と、お芋について何も感想を言わなかった。左手が痛い。そして、大量のサツマイモ。