よりによって

日テレの『おしゃれイズム』に片山さつきがゲスト出演していました。


わたくし、彼女のようなタイプは余り得意ではないので、チャンネルを替えようとリモコンを取ったのですが、彼女のファッションセンスに度肝を抜かれ、そのまま固まりました。
先日の着物姿もどうかと思いましたが、今回の服装もなかなかどうして、負けてません。説明したいのですが、どこから手をつけていいかわからない程ひどかったので、ご覧にならなかった方はお友達にでも聞いてください。
ひとつひとつの単体で見ても「それどーなの」って感じのブーツやスカート、そして「どーしてそれとそれを合わせるかな」というコーディネート。猪口大臣のように独創的なら『嗜好の問題』で片付けますが、さつきだから素通りするわけにはいきません。もろ、佐藤ゆかりさんを意識しての行動。痛々しくて見ていられない。


また、くりぃむの上田さんが上手に持ち上げるので、さつきは“ジャックと豆の木”の如く登りに登りつめていき、生き恥をさらしていました。
上田さんが髪型について触れた時、さつきはかけたてのデジタルパーマを自慢し、森泉ちゃんに「あなたのそれもデジタルパーマ?」と聞き、泉ちゃんが「これは違いますけど、最近皆さんやってますよね」と言うと「あ、違うの?デジタルパーマっていうのは今流行ってて」って、森泉が知らないわけないでしょうが。なんて恥ずかしい人。そんなさつきを、泉ちゃんは終止“失笑”で見守り、さすが英恵の孫、30分間を素敵な微笑みでやり過ごしていました。


挙げ句、何を始めるのかと思えば、カラオケを熱唱するさつき。そんな仕切りをするからには、さぞかし上手いのだろうと思っていると、オンチな私が「ヘタクソ」とわかるレベルで驚きました。なのに、よりによって一青窈の『もらい泣き』を選択するという厚かましさ。こっちが泣きたいよ。自分から選んどいて出だしをとちり、最後まで聞き苦しかったのに「最初ちょっと間違えましたけど、あとはハズしませんでしたよね」って、どういう人なんでしょう。


“私って何をやらしても上手くて腹立つでしょ”と言わんばかりの態度ですが、皆んながあなたに腹を立ててるのは、もっと違う理由です。こういうところが舛添さん(元・夫)もたまらなく嫌だったんだろうなと、ご苦労様でしたと彼の肩を揉んであげたい気分になりました。