ララバイ

今日は親友ヨーコの息子・ジョーくんの誕生日。おめでとう。


まだ余り反応がないケンショーですが、ベッドに付けたオルゴールメリーを目で追うようになってきました。自動なのでスピードは変えられないのですが、これ早く回したらどうなるんだろう。それでも追うんでしょうか。
ケンショーは(たぶん)喜んでいるのでしょうけど、私にとってはこのメリー、気が狂いそうになります。いつまでもいつまでも同じ曲が、浮遊するクマのようにグルグルと、繰り返し繰り返しかかるわけです。
しかも『星に願いを』の1フレーズだけ、ずっとです。「When you wish upon a star, Make no difference who you are」のとこだけが延々にです。
どうせならフルコーラス流れるようにするとか、同じ1フレーズでも何曲か交互で回るようにするとか出来なかったんでしょうか。子供にとっても、トラウマになるような気さえします。


ずっと聞いてるとおかしくなりそうなので、仕方なく自分で歌っていますが、平成のこの時代に「ねんねんころりよおころりよ」もないだろうと、違う子守唄を歌おうと思ったのですが、浮かばないんですよね。
まんが日本昔ばなしの「坊や良い子だねんねしな」も2番がうろ覚えで、結局1番だけを繰り返し歌うハメになり「これじゃメリーと変わらない」と曲目を変更するのですが、他の曲がわからないわけで。
子供番組を余り見た事がないので、ほがらかな曲調が思いつかず、間違って「おさかなくわえたドラネコ」なんてサザエさんの歌を口ずさんでみたり、仕舞いには(先日のコメントにも書きましたが)子供が喜ぶ=動物園という発想になり『富士サファリパーク』のCMソングで寝かしつけてみました。
あの曲もバラード調に歌うと意外とイケてまして「近過ぎちゃってどうしよう、かわいくってどうしよう」のところをウィスパーボイスで歌うと、目をトロンとさせて落ちてゆくのです。


それで調子にのって色々試してみたのですが、子守唄と言えば“ララバイ”なわけで『聖母たちのララバイ』あたりもうまくいきまして、『ハイスクールララバイ』だって「100%片思い」に合わせて揺れてみましたが、かえって気持ち良さそうにしていましたし、最後は「ねんねんころり」繋がりで中原理恵の『東京ララバイ』にまで至りましたが、これまたうまいこと寝てました。
結局のところ、このぐらいの月齢の子は静かに優しく歌えば何でもいいんだな、という実験結果に終わりました。