十数年ぶりの折り紙

ケンショーの初節句に兜を被らせようと、新聞紙で折り紙を始めたのですが、どーにもこーにも折り方を思い出せず。気付くと違う物が出来上がっており、仕舞いには「懐かしいわね」と騙し舟で遊んでいました。
ダンナの実家に行っていた為、普段なら「ネットで調べよう」となるところがPCがないのでそれも出来ず、義母と叔母と「いやいやそーじゃないでしょ」「途中まで鶴と一緒だった」等、ガセネタが飛び交い、行き詰まり「折り紙の本を買いに行くか」という話まで持ち上がったところで、ようやく叔母が思い出し円満解決。
せっかく苦労して折ったのに、被せてみれば嫌がられ、なんやかんやしてるうちに機嫌良く被るようになり、今のうちに写真を撮ろうと「チャンスだ」「こっち向け」と大騒ぎし、本人は大してわかりもしないのに周りが舞い上がる初節句。そして本人は食べれない刺身を囲んで「めでたいめでたい」と喜ぶ大人達。思い返すと面白い画ヅラでした。


兜と言えば、わたくし、小さい頃から人形の類が苦手でして、自分の雛人形も気持ち悪くてあまり好きになれず(今でも)、特に首が取れたりするんで、出すのも片付けるのも、ワクワクもしなければ淋しくもなりませんでした。かわいげないことに、3〜4歳の頃から「どうして、こんなリアルな人形囲んで“祭”なんだか」と考えていたものです。
うちには男の子はいませんでしたが、ヒロシの兜がありまして、またこれがリアルで気持ち悪く、全身タイプだったので、5月は和室に近付かないようにしておりました。顔みたいのがあって、髭もついてるんですよね。またヒロシが、私が怯えてるのを知っててからかうんだな「戦国時代〜!」とか言って。「あいつ、どんな時もろくなことしなかったな」と、恐怖心が蘇りました。こんなところでもヒロシの思い出は恥ずかしい。




今日の本人、寝返りがうまく出来ず悩んでおりました。