カナタ


ずいぶん前に買った、棟方志功の干支コースター。
フレーミングして飾るんだ」と夢描いていたのですが、主人や母に「どこに飾るのか」と言われ“お蔵入り”となっていました。そう、現在の住まいは賃貸マンション。勝手に釘やビスを打つ事は出来ません。
自分でも忘れていたら、母に「新居に飾る絵をプレゼントする」と言われて思い出しました。やった、ようやく日の目を見る時がきたわ。お待たせ、志功。


世の奥様が「引っ越したら、あーしたい、こーしたい」とウキウキされるように、私もグルグルと考えています。
私は“和モダン”が好きで、主人ともその辺の嗜好は合うので意見が割れる事もなく、たぶんこれを飾れる空間が出来るはず。


グラス片手に床に座り「どうしようか」と並べてみました。こうなのか(3×4)、それともこうなのか(6×2)。いや、12枚横一列を長い額に入れるのも素敵かも。
 


背景の布色は、赤にしようか、いや黒か。深い紫もいいかもしれない。きらびやか過ぎない控えめな金もしくは銀はどうか。ん、着物地をバックに持ってくるのはどうか?
メインの背景布の上に、コースターより3〜4センチ直径の大きな紙を敷き、その上にコースターを置くのはどうだろう(折り紙の上にコースターを置くようなイメージ)。その紙を金にするか?
そんな事を考えていたら実に面白く、つい飲み過ぎてしまった。お気に入りのヒツジに話し掛ける。めー。



FRAS』が出来てから有名になりましたが、我が家は古くから、母体である額縁メーカーカナタのお世話になっていて、着物の半襟(の一部)や帯を額にしてもらっています。着物には季節の柄が多いので、額に入れると四季が楽しめて良い。


当分の間、これで飲みます。