プレゼント作り

「クリスマスプレゼントどうする?」とママ友に聞かれ「車か新幹線かな」と返したら「え!すごーい!どうやって作るの?」と聞かれた。え?買うんですけど。話が噛み合ないので良く聞いてみると、なんと終業式に幼稚園で親子のクリスマスプレゼント交換があるというではないか。ノーーー。バザーも終わって一段落と思っていたら。
情報を集めてみると。1.プレゼントは原則手作り。2.終業式の前日に納品し、先生方が園児たちの降園後ツリーに飾り付けて下さる。3.クリスマスのページェント(劇)後、みんなで「いっせーのせ」で開ける。4.その為、子供へのリサーチを怠ると軽くケガをする=子供は正直なので、僕も(私も)こういうのがよかった!というプレゼントに人だかりが出来、自分が渡したプレゼントは放置される。5.あくまでもリサーチなので、ダイレクトに「プレゼント何がいい?」はタブー。


女の子は、アクセサリー類をビーズやスパンコールで作るケースが直球ストライクだそう。カチューシャがグレードアップし、応用編はティアラ・お嫁さんごっこのベール等。コメットさんのような棒(古い?今はプリキュア?)も人気だとか。この辺から火がつき、お裁縫が得意なママは、頑張ってコスプレに挑戦すると聞いた。フェルトで作った野菜や果物、ぬいぐるみ・編みぐるみも喜ぶ。お人形さんのベッド等、おままごと家具も食いつき良し。
女の子は割と幅広いが、こういう時、男の子は本当に困る。ヒーロー系の刀?それじゃこっちが本当にケガしちゃう。振り回すシリーズは、なるべく渡したくないものだ。無地のパズルを買ってきて、それに絵を描いたという年長さんのママがいた。なるほど。でも私の絵じゃなー(そのママはピカチュウとかスラスラ描ける)。卓球のボールにマジックテープを貼り、フェルトに的を描いてダーツを作ったというママもいた。すごい。ノッポさんの域である。過去に、天井まで届くほど大きなプレゼントがあって、開けたら(どうやって包んだ?)本物の竹で作った竹馬が入っていたことがあったそうだ。先生が「構わないのですが、なるべくでしたらコンパクトな物をお願いします、飾り付けのスペースも決まってますので。全園児分ですから」と言っていた。そりゃそーだ。


難しい。どうしよう。途方に暮れていると、Aくんのママ・Mちゃんが「一緒に作る?」と声をかけてくれた。Mちゃんはアイロンビーズのエキスパート。バザーでもバッジやキーホルダー、小物入れ等、色々な物を作って提供してくれた。そうだ、Mちゃんに講師をお願いしよう。ありがとう、神様。代わりに、私がクイリングを伝授することになった(カードを添えなくてはいけない為)。


アイロンビーズ、これがなかなか面白い。初めはビーズをつまむことも侭ならず、あっちこっちに飛ばしていたが、慣れてくれば「もっと作ってみたい」となった。久しぶりに正座で足が痺れた。それほど熱中した。
出来た作品がコチラ。車の模様の小物入れ。こんな風にフタが開きます。
 


中には、はたらく車が。ノッてきたところで残念ながらお迎えの時間。作業はまた来週。あと消防車とパトカーは作りたいな。


バザーも、運動会のマント作りもそうだったが、初めは「勘弁してよ」と面倒臭がっているけれど、やり始めると楽しんでいる私がいる。