バザーお仕事会・お菓子班

mitch-mitch2010-07-02

ケンショーが通っている幼稚園は教会附属なのだが、その教会が来年5月に90周年を迎える。バザーは11月に開催される為、今年が90周年記念事業のバザーということになるのだ。そんなことで皆、いつも以上に力が入っている。


今日は、お菓子班の試作日だった。この園の保護者は器用な方が多く、何に関してもクオリティが高いのだが、お菓子部隊もその1つである。毎年、本番に向けて試作を重ねる。評判なので、遠方からわざわざそれを買いに見えるお客様もいる程だ。実際、お菓子班をお手伝いいただくママの中に、実弟がパティシエという方もいる。当日の売場は、開門と同時にお客様が殺到し、一歩間違うと将棋倒しになりそうな、そんな感じなのだ。


正直、この園を「バザーのお手伝いが大変だから入園させない」と敬遠する保護者もいる程で、確かに奉仕の時間は少なくない。が、熱心で「面倒臭がらず、一手間を加えたい」という考えの方が多いので、入園する前に聞いていた話より、皆楽しく取り組めている。家事に負担がかかったり、大変な事もあるが、何と表現したら良いであろう・・・、そう、文化祭のような、皆で1つのものを作り上げていく、あの感覚に似ていて、それが何とも言えず楽しいのだ。作業をしながら育児の悩みを相談し合い、たまに(?)夫のグチを言って大笑いして発散する。下のお子さんをお仕事会に連れてみえる方もいる。皆が交代で面倒を見て、家に帰れば洗濯物が溜まっているであろう・・・が、ママたちは精神的にリフレッシュして帰っていくのだ。それでいーのだ。


話戻して。今日は試作会。Kくんのお宅で、Kくんばぁばがビスコッティとバナナブレッドをご教示くださった。
 


Kくんママは、現在再び学生中。小さい頃の夢を忘れられず、私と同い年で小児科医を目指していらっしゃる。そういった理由で、ばぁばがKくんの送り迎えをされていて、Kくんばぁばには皆大変お世話になっている。
ケンショーは何度かKくんのお宅へお邪魔しているのだが、Kくんばぁばは『奥様は魔女』のサマンサのような、口を動かすと瞬時に色々な物が出来上がって、片付いてる感じ。今まで数々の美味しいお料理をご馳走いただいている。即興でパパパーッと作られるのだ。
お孫さんの面倒も見られて(Kくんの下に1歳の弟さんもいる)こうやって講師までしてくださる。ばぁばとお呼びするには年齢もお若いのだが、そのバイタリティーたるや素晴らしい。先日初めて知ったのだが、お孫さんの面倒を見るだけでも大変なのに、お姑さんがご健在と伺って驚いた。心強い、裏バザー委員長である。


今日作ったお菓子を、来週舌の肥えたお菓子班が試食する。ドキドキだ。