磨


金曜日は、ノリコとオイスターバーに行き、ユリコのご主人が経営するワインバーへ流れ、3人で「あーでもない、こーでもない」と笑い転げました。
主人がアレルギーの為、物凄く久しぶりの牡蠣たちに大興奮。日本から南半球までを食べ尽くすこと3時間。ちょっとブンカッキーが頭をよぎりました。あなたって素敵、再確認。
 ブンカッキー(2006/04/20の日記


ワインバー“R”は丁度9周年だったので、馴染みのお客様からシャトー・オー・ブリオンの88年、赤・白をお裾分けいただきました。
ノリコはワインエキスパートの資格を持っているので、彼女とワインを飲む時は面白い話が聞けて2倍楽しい訳ですが、この88年の白は本当に珍しいそうで。
値段の話なんてするものじゃありませんが、考え出すと止まりません。
締めはシャンパーニュで、アンリ・ジローのフュ・ド・シェーヌグラン・クリュ95年。飲む度に味が変わり、ビックリいたしました。
「奥が深い」と言いながら飲み干したノリコ、あなたが深い。
最高のチーズに、最高のワインとシャンパーニュ、そして最高のトーク
自分が磨かれた気がいたします。そういうことにさせて下さい。


毎度のことながら、牡蠣の写真もワインの写真も撮り忘れ。どうしていつも胃に入ってから気づくのか。


土曜日は、テンちゃんと息子のゲンゲンに会いました。
ゲンゲンがチョイスしてくれたプレゼントをいただきましてね、開けてみるとコレが。


こわい人形ボールペンとブラシ。
「あ、あ、ありがとう、でもなぜこの組み合わせ?」と思っていると、ゲンゲンがおもむろに人形の髪をとかし始め。あー、なるほど、そういうセット。素晴らしいセンス。私も、こういったセンスを磨かなければいけないわ。目ウロコでした。
ハニカミながら、私の横に座りたいとモジモジするゲンゲン。なんてかわいいヤツなの。何度か言い間違えて「モッチ」って呼ばれたけど、もうこの際、モッチになってもいいと思うわ、私。
テンコとも、今まで色々な酔っぱらい方、違う、色々な話をしてきたけれど、ママ会話をするようになるとは夢にも思っておりませんでした。次回は茶じゃなくて酒で。ありがとう。
 ゲンゲン。2歳3ヶ月。



その後、青王と杯を交わし、そこへユミが合流。いつものことですが、覚えておりません。
何かが磨かれた気がしますが、何かを失った気もいたします。そうやって毎回、プラマイ0でやってきたのです。
一緒に飲んだアライ先生(屋号)が、かけていたメガネを忘れて帰るという、横山やすし的エピソードあり。
帰り道は見えていたのか、人生は見えているのか。
そして、相変わらず優しく迎えてくれるマスターに感謝。


磨かれた2日間でした。