しらたまだんご


あれから腕は、前に90度・横に45度ほど上がるようになった。ピークは越えたものの相変わらず痛み、就寝時は特に痛んで夜中に何度も目を覚ます。授乳中より寝不足かもしれない。寝返りって大切だなーと感じる。そんな訳で朝が一番調子が悪く、朝食やお弁当の準備をしている時がつらい。家事をしているうち徐々に緩和されていくのだが、食器棚から物を出し入れする時に痺れを伴う時もあり、立て続けに皿を割っている。一進一退の繰り返しで、夜がくるのが憂鬱だ。季節も悪く、傘をさして荷物を持ち娘の手をひいて歩くのは、今の私にとって非常に困難なことで、娘が手を握ったまま私の腕を引っ張ると電気のような激痛がはしる。


今月初めから娘の幼稚園で保育参加が始まっている。O幼稚園は「保育参観」ではなく「保育参加」と呼び、各学年2〜3組ずつの保護者/1日が、園児と同じカリキュラムを過ごす。見学ではなく、あくまでも参加なのだ。鬼ごっこをしたり、鉄棒やブランコで遊んだり。お帰りの頃には皆かなりのダメージを受けている。幼稚園の先生ってすごいと毎年思う。
本日はその保育参加に行って来た。腕がこんななので、出来るだけ症状が良くなってから・・・と最終日を希望しており、アカネは指折り数えて待っていてくれた。毎日々々お友達のお父様お母様方が見える中「わたしのママは24にちにくるの(´▽`)」と説明して歩いていたそうだ。自分に言い聞かせていたのであろう。
6月になると園庭でプール遊びをするので、びしょ濡れになるかな、着替えが必要かなと思っていたのだが、今日は特別カリキュラム、クッキングの日だった。絹ごし豆腐を入れて作る、ヘルシーな白玉だんごだ。先生が注意事項のひとつとして「両手でこねると手を洗いに行くときドアを開けられなくなるので、片手でこねて、もう片方の手でボウルをおさえましょう」と仰った。男子は聞いたそばからコロッと忘れて「いえーい!」と両手をボウルに入れてしまう。女子はそれをたしなめる。女子は「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と小さな手で真面目に調理する中、男子は「おいしくならないで!おいしくならないで!」とふざけてわざと逆を言う。同じものをこねているのだが、方やクッキング、方や粘土遊びに見える。男の子もお料理が好きな子は多いはずで、家では真面目にやると思うのだが、集団になるとふざけてしまう性。一昨年ケンショーたちのクラスでパン作り味噌作りをした時にお手伝いに入って同じことを思ったが、4〜5歳にして既に構図が出来ているので、見ていて大変面白い。
自分たちの耳たぶを触りながら感触を確認、丸めて、仕上げは先生に茹でて頂く。その間に皆で「こおりおに」をして遊んだ。年少の時より足も速くなっているし、ルールをきちんと理解できるようになったので、捕まえても捕まえても終わらない。久しぶりに全速力で走って気持ちが悪くなった。
白玉だんごはお弁当のデザートに頂くことになっていて、今日は各自お弁当を少なめに持ってくる約束だった。早くデザートを食べたくて、皆いつもより早くお弁当を食べ終わったようだ。「おいしー!」みんな口をそろえて言っていた。アカネもペロッとたいらげた。お豆腐が苦手なMちゃんは、初めのうちは躊躇ってお箸でつっついていたけれど、口に入れてみたらモチモチした食感とみたらしの甘いタレがたまらなく美味しかったのだろう。二回もおかわりをしていた。私も勿論頂いた。美味しかった!うちでもやってみよう。
先生方、今年も楽しい一日となりました。いつも有難うございます。