三年ぶりに

腕が治らないまま、とうとうこの日を迎えてしまった。戻ってきたよ、雲見海岸。やっぱりここはいいねー。周りには何もないけれど、とにかく海がきれい、波が穏やかでファミリー向けの優しいところなのだ。前回は事故渋滞にハマり失敗したので、今年は明け方に出発。3時間強、順調に着いた。今日から4日間お世話になります。
水が澄んでいるので、子どもが泳げるような浅瀬でも魚が見える。夫とケンショーはずーっと潜って魚を追っていた。子ども達だけでなく、パパも大はしゃぎだ。
私も童心にかえろう。家事から開放され、温泉につかり、海に浮かんで引力の世界から離れていれば、少し腕がよくなるかな。期待。ケンショーの付き添いはパパにお願いしよう。腕が真っ直ぐ伸びないから、プールと違って流された時にこわい。自身もうまく泳げない。


ひゃっほー。食べまくるぞ。
 

 CAじゃなくて

水曜日から年長組が御殿場キャンプへ行っているので、年少・年中は休園。この時期は毎年キッザニアへ行くチャンス。勿論、ケンショーは普通に学校があるので「ずるーい!」と始まるわけだが、それはまた上の子チームを募って穴埋めする。
 
まずは、キッザニアゆるキャラ達がお出迎え。本当この子たち誰がデザインしたのかしら。ディズニーと違って子どもが寄っていかないから、着ぐるみが独りでフラフラ歩いていたりする。おもしろい。


アカネが一番やりたかったお仕事はパイロット。七夕の短冊にも「ひこうきの うんてんしゅさんに なりたいです」と書いていた。女の子ひとりで並んでいたので、係りのお姉さんに「キャビンアテンダントのお仕事ではないけれど大丈夫?」と確認されていた。念願叶って操縦。ようございました。


ジューススタンドでは、紫キャベツのジュースを作り、
  
三菱自動車ではカーデザイナーをこなす。

はんこ屋さんでは、直筆文字がこんな素朴な三文判になった。
 


伊藤忠のブースではノートを作った。地球環境について考え「オリジナルエコ商品作り」を体験できる。このお仕事は、お金をいただくのではなく、参加費を払うシステム。子ども1人につき、苗木1本分の費用がケニアの植林活動『グリーンベルト運動』に寄付される仕組みだ。本人たち楽しいし、最高のお仕事。
  


刃物でおなじみ貝印では、理容店を初体験。確かにヒゲが生えた!にゃー!
 
最後は、テレビ東京の番組『ピラメキーノ』にパネラーとして出演。出演記念DVDを頂き大満足。
 


今回も「もっとやりたい!」がいっぱいのキッザニア。次回こそボトリング工場とモデルを体験したいそうだが、大人気のお仕事ゆえ競争率も半端ない。叶うと良いけれど。

 野球大会


主人の会社のチームが出場するという野球大会に行って来た。大きな声では言えないが「強い方」ではないらしく、失礼な話、午前中で終わるだろう・・・と軽い気持ちで観に行った。遠いのだが、健保が管理する広大な場所。6面ある野球場以外にも、サッカーグラウンドや陸上トラック、テニスコートも複数面あり、子ども達の遊び道具と自転車を積んで行って、飽きたらボール遊びか、そこら辺で自転車を乗り回していればいいわ、ぐらいに思っていたのだ。
最寄り駅から30分というアクセスの悪さ、運転しない人は来る気なくすよ、という僻地。そして昨年、練習風景を少々紹介したが牛が放牧されているのんびりムード。故に応援団もまばらである。が、参加社数は200社強という案外しっかりとした大会で、1グループ30数チームずつ、A〜Fグループまで6ランクに分かれ、トーナメントは毎年春から行われているらしい。なんと今日は準決勝と決勝だという。各グループ毎、6社が優勝を決めるわけだ。とは言え、時間が不規則な業界。不戦勝でスイスイときてしまったチームもいたり。主人の会社も然り?かもしれない。強豪Aランクともなれば、社会人野球さながら。ポンポンや黄色い声援が飛び交い、運動会の本部テントを張っている「え?前乗りしてたの?」な熱い応援団もいる。お尻の方のランクは、主人の会社のような「ん?草野球?」なノリのところも多い。
いよいよプレイボール。試合は接戦、何度も同点に追いつき追いつかれ、かなり白熱した内容となった。主人の会社で子どもを連れて来ていたのは我が家だけだったので、ケンショーとアカネは他チームに負けじと一生懸命応援した。声が嗄れる程だ。そんな願いが神様に届いたのだろうか、なんと勝ってしまった。決勝戦である。選手たちを覗いてみると、彼らも予想外だったようで、もう午後の体力が残っているようには見えなかった。今日は数少ない20代選手が全員仕事と被ってしまい欠席、オジサン達もうボロボロなのである。しかしキラキラ眼のケンショーとアカネに「がががんばるね」と言ってくれたキャプテン。え、なに、子ども達よ、次の試合も見たい?帰れない。。。
ガッツリ食べると動けなくなるからと、おにぎりで軽く昼食を済ませる選手たち。申し訳なく思いながら、私たちだけクラブハウスへ。すると先程戦ったK社が入ってきて隣りの席となった。私たちには気づいていないようだったが、大変マナーの良い方々で(選手たちの年齢も主人の会社と同じくらい)「実に良い試合だった、久しぶりに楽しかった」と皆さんが口々に嬉しいことを言って下さり、「彼らには是非勝って欲しいが、彼らも満身創痍、難しいかもしれない」と心配までして下さっていた。ありがとう!K株式会社!
K社も3位決定戦が残っており、我々より先に試合は終わったのだが、その後の表彰式に出席される為、決勝戦を応援にきて下さった。最後までなんていいヤツらなんだ、K株式会社。それに引き換え、決勝戦で当たったU社は互いを讃えるような声援はなく、こちらのエラーを「いぇーい!」というような応援の仕方で、あまり気分よく観戦できなかった。ケンショーも苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
結果、U社が優勝、主人の会社は負けてしまった。「最後まであきらめるなー!」と叫んでいたケンショーは試合終了後、悔しくて号泣した。このトーナメントで審判を務めて下さっている方々は、野球経験のあるボランティアの方達で、ケンショーに向かって「君がんばっていたよ、選手じゃないけど、おじちゃんトロフィーあげたいよ」と言って下さった。選手の皆さんにも「ケンショーに救われた、ありがとう」と言って頂いた。恐れ入ります。
そんなわけで、主人が出た試合でもないのにチャッカリ真ん中に写ってしまった我が家の子ども。良い記念になった。皆さん準優勝おめでとうございます!お疲れ様でした。最後まで観られて良かったです。来年はグループ1ランク昇格決定、頑張って下さい。

 しらたまだんご


あれから腕は、前に90度・横に45度ほど上がるようになった。ピークは越えたものの相変わらず痛み、就寝時は特に痛んで夜中に何度も目を覚ます。授乳中より寝不足かもしれない。寝返りって大切だなーと感じる。そんな訳で朝が一番調子が悪く、朝食やお弁当の準備をしている時がつらい。家事をしているうち徐々に緩和されていくのだが、食器棚から物を出し入れする時に痺れを伴う時もあり、立て続けに皿を割っている。一進一退の繰り返しで、夜がくるのが憂鬱だ。季節も悪く、傘をさして荷物を持ち娘の手をひいて歩くのは、今の私にとって非常に困難なことで、娘が手を握ったまま私の腕を引っ張ると電気のような激痛がはしる。


今月初めから娘の幼稚園で保育参加が始まっている。O幼稚園は「保育参観」ではなく「保育参加」と呼び、各学年2〜3組ずつの保護者/1日が、園児と同じカリキュラムを過ごす。見学ではなく、あくまでも参加なのだ。鬼ごっこをしたり、鉄棒やブランコで遊んだり。お帰りの頃には皆かなりのダメージを受けている。幼稚園の先生ってすごいと毎年思う。
本日はその保育参加に行って来た。腕がこんななので、出来るだけ症状が良くなってから・・・と最終日を希望しており、アカネは指折り数えて待っていてくれた。毎日々々お友達のお父様お母様方が見える中「わたしのママは24にちにくるの(´▽`)」と説明して歩いていたそうだ。自分に言い聞かせていたのであろう。
6月になると園庭でプール遊びをするので、びしょ濡れになるかな、着替えが必要かなと思っていたのだが、今日は特別カリキュラム、クッキングの日だった。絹ごし豆腐を入れて作る、ヘルシーな白玉だんごだ。先生が注意事項のひとつとして「両手でこねると手を洗いに行くときドアを開けられなくなるので、片手でこねて、もう片方の手でボウルをおさえましょう」と仰った。男子は聞いたそばからコロッと忘れて「いえーい!」と両手をボウルに入れてしまう。女子はそれをたしなめる。女子は「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と小さな手で真面目に調理する中、男子は「おいしくならないで!おいしくならないで!」とふざけてわざと逆を言う。同じものをこねているのだが、方やクッキング、方や粘土遊びに見える。男の子もお料理が好きな子は多いはずで、家では真面目にやると思うのだが、集団になるとふざけてしまう性。一昨年ケンショーたちのクラスでパン作り味噌作りをした時にお手伝いに入って同じことを思ったが、4〜5歳にして既に構図が出来ているので、見ていて大変面白い。
自分たちの耳たぶを触りながら感触を確認、丸めて、仕上げは先生に茹でて頂く。その間に皆で「こおりおに」をして遊んだ。年少の時より足も速くなっているし、ルールをきちんと理解できるようになったので、捕まえても捕まえても終わらない。久しぶりに全速力で走って気持ちが悪くなった。
白玉だんごはお弁当のデザートに頂くことになっていて、今日は各自お弁当を少なめに持ってくる約束だった。早くデザートを食べたくて、皆いつもより早くお弁当を食べ終わったようだ。「おいしー!」みんな口をそろえて言っていた。アカネもペロッとたいらげた。お豆腐が苦手なMちゃんは、初めのうちは躊躇ってお箸でつっついていたけれど、口に入れてみたらモチモチした食感とみたらしの甘いタレがたまらなく美味しかったのだろう。二回もおかわりをしていた。私も勿論頂いた。美味しかった!うちでもやってみよう。
先生方、今年も楽しい一日となりました。いつも有難うございます。

 ぎゃー

右肩の激痛は続く。この一週間よく眠れていない。包丁も持てない。困った。アカネの小さい手で「ねーねー」と肩をトントンされるだけで、うずくまるほど痛い。幼稚園への送り迎えも主人とばぁばが交代で行ってくれている。感謝。荒療治が始まった。患部を直接押したり揉んだりは出来ない。それ以外の痛みがなるべく和らぐよう、そしてその他の筋力が落ちないよう電気治療とマッサージをしてもらうのだが、このマッサージが激痛で。患部をかばおうとして、棘上筋や棘下筋、肩甲下筋が硬くなってしまったので、それを剥がすような治療というのかな。ヘラでゴリゴリ。腕は内出血を繰り返す。仕方ないのだが。完治には最短で三ヶ月、長い人は半年、完全に違和感がなくなるのは一年かかると言われて、そこを何とか一ヶ月でやって下さいと無理なお願いしたらこんなことに。夏はやってくるのだろうか。ママ海行けるの?!と、子ども達からのプレッシャーがコワイ。ケガ自慢みたいだけど写真残しておこう。
 

 ううう

とうとう肩激痛。整形外科へ通い始めて1ヶ月半。石灰化の治療は長い目で見る必要があると言われていたにも関わらず、肩が上がらない故、好きな服を着られない、自分の髪がうまく結べない・・・で、業を煮やしたアホな私は先週木曜日に整体へ(整体が悪いと言っているわけではありません。今の私には時期尚早であると医師に言われていたから)。先生の言いつけを守らなかった為、バチが当たって金曜日に自転車パンク。幼稚園や習い事の送り迎え徒歩で4往復したら、その夜異変が。摩擦で炎症。右肩右腕全く動かない、何もしていないのに激痛。自分の腕の重みで痛さが増すため横になって眠れない。土曜日からマリー・アントワネットのようにイスに座って寝ている。ブロック注射をしてもらったけれど効かず。痛みで貧血になった。体力限界。自分の顔も洗えないなんて。本当に情けない(T_T)

 手

手が黄色い?と思って良く見たら、おつかいごっこをしたらしく、たまごミルクと書いてあった。すべて逆さまなのはわざとで、これはアカネの大好きな『おべとも学園』に由来する。よく見てるなー、おもしろい。